メールソフトとは
電子メールをパソコンで受信、送信するときに利用されるソフトで、メーラーとも呼ばれます。慣れない方にはメールの初期設定が大変ですが、一度設定してしまえばそう変わることもありません。
受信したメールはフォルダー分けやラベル分けによって仕分けることができ、複数のメールアカウントを設定してメールの送受信を行えます。
アドレス帳のインポート・エクスポートを利用して、メールソフトのデータを他のメールソフトへ引越しすることも可能です。
メールソフトによっては動作が軽快であったり、使いやすい機能が搭載されていたり、プラグインやアドオンの追加によって個別の機能を追加できたりします。
例えば OAuth 2.0 での認証が必須である Gmail をメールソフトで受信する場合は次のような手順となります。
例えば一般的なメールをメールソフトで受信する場合は次のような手順となります。
メールソフトで受信するとメールサーバーからメールデータはなくなるため、他の PC でメールを閲覧することはできなくなります。
メールソフトで受信してもメールサーバーに置かれたままの状態となり、他の PC でもメールを閲覧することが可能です。
サーバー上で管理しているため閲覧したメールは閲覧済みとなり、メールの返信等や新規メールの送信などもサーバーに同期されます。
Gmail などの Web 上で利用できるフリーメールなら、PC、スマートフォンなどのデバイスを選ばず共通のメール、アドレス帳を利用できるのでとても簡単です。
受信したメールはフォルダー分けやラベル分けによって仕分けることができ、複数のメールアカウントを設定してメールの送受信を行えます。
アドレス帳のインポート・エクスポートを利用して、メールソフトのデータを他のメールソフトへ引越しすることも可能です。
メールソフトによっては動作が軽快であったり、使いやすい機能が搭載されていたり、プラグインやアドオンの追加によって個別の機能を追加できたりします。
認証方式について
新しい認証(OAuth 2.0)とは
メールソフト等でメールを送受信する際、毎回ユーザー名/ユーザーID(メールアドレス)とパスワードを送信して認証するのではなくトークンを利用した認証を採用した、最も新しい認証方式です。例えば OAuth 2.0 での認証が必須である Gmail をメールソフトで受信する場合は次のような手順となります。
- メールアドレスを入力して許可を依頼
- すでにログインしているスマートフォンなどのデバイスでログインを許可
- Google からメールソフトへトークンが発行され、メールの送受信が可能に
- メールの送受信時にパスワード入力が不要。そもそもメールソフトに対してパスワードを入力しない。そのため、メールソフト経由でパスワードが漏洩してしまうリスクがない。
- パスワードを変更してもメールソフトで何か対応する必要がない。
基本認証(POP/IMAP)とは
従来利用されてきた基本認証と呼ばれる認証方式です。例えば一般的なメールをメールソフトで受信する場合は次のような手順となります。
- メールアドレスとパスワードを入力してログイン
- メールの送受信が可能に
- メールの送受信時に毎回ユーザー名/ユーザーID(メールアドレス)とパスワード入力が必要(メールソフトに保存している場合は不要)。
- パスワードを変更した場合はメールソフトのメール送受信時のパスワード変更が必要。
POP 形式とは
メールをサーバーから PC へダウンロードする方式です。メールソフトで受信するとメールサーバーからメールデータはなくなるため、他の PC でメールを閲覧することはできなくなります。
※ メールソフトの設定で「サーバーに残す」設定をした場合は、メールサーバーから削除されず他の PC でメールの閲覧が可能になります。
IMAP 形式とは
メール自体をサーバー上で管理する方式です。メールソフトで受信してもメールサーバーに置かれたままの状態となり、他の PC でもメールを閲覧することが可能です。
サーバー上で管理しているため閲覧したメールは閲覧済みとなり、メールの返信等や新規メールの送信などもサーバーに同期されます。
メールソフトの設定が手間な場合
フリーメールを選択肢に入れても良いかもしれません。Gmail などの Web 上で利用できるフリーメールなら、PC、スマートフォンなどのデバイスを選ばず共通のメール、アドレス帳を利用できるのでとても簡単です。
無料メールソフト
対応OS:Windows 7/8/8.1/10, Mac OS X, Linux
バージョン:3.7.0 / 3.8beta1(2022/09/14)
※ OAuth 2.0 対応。
対応OS:Windows 10 以降, macOS 10.15 以降, Linux
バージョン:128.0.1esr(2024/07/18)
提供元:Mozilla Japan
※ OAuth 2.0 対応。
対応OS:Windows Vista/8/8.1/10/11
提供元:Microsoft
※ Windows 標準の機能。
※ OAuth 2.0 対応。
※ OAuth 2.0 対応。
対応OS:Windows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10/11
バージョン:7.33(2024/08/26)
提供元:有限会社サイトー企画
※ 本ソフトは
※ OAuth 2.0 対応。
ですが、一定期間無料で試用できます。また、秀丸エディタを利用している方なら無料で利用できます。※ OAuth 2.0 対応。
対応OS:Windows XP/Vista/7/8/8.1/10/11, iOS
バージョン:1.2.4(2021/12/28)
提供元:Ohno Tomoaki
※ IMAP および OAuth 2.0 非対応。
対応OS:Windows 7 以降, macOS 10.15 以降
バージョン:10.1.4588(2024/11/08)
提供元:eM Client s.r.o.
※ 無料版は商用利用不可、メールアカウント2つまでの制限があります。利用方法によっては商用利用と判断される場合があるようです。
※ インストールから30日間は制限無しのフル機能を利用できます。
※ OAuth 2.0 対応。
※ インストールから30日間は制限無しのフル機能を利用できます。
※ OAuth 2.0 対応。
対応OS:Windows 10 以降 (64bit), macOS 10.15 以降, Linux (Linux Mint/Ubuntu/Debian ...)
バージョン:115.17.0-bb35 / 128.4.3esr-bb17 build 2(2024/11/10)
提供元:Jorg Knobloch
※ OAuth 2.0 対応。
対応OS:Windows 7 以降
バージョン:5.5.3(2024/07/15)
提供元:Esumsoft
※ 本ソフトをインストールすると POP Peeper Pro がインストールされます。POP Peeper Pro は30日間無料で利用でき、30日以降は無料版の POP Peeper に切り替わります。30日経過後はメッセージの検索、Rule Wizard などの機能の利用が制限されます。
※ 受信したメールによっては文字化けしてしまう場合があります。
※ 受信したメールによっては文字化けしてしまう場合があります。
対応OS:Windows 7/8/8.1/10
バージョン:1.0.1044(2016/02/03)
提供元:Opera Software ASA.
※ 提供元サイトでの配布は終了しました。
※ OAuth 2.0 非対応。
※ OAuth 2.0 非対応。
対応OS:Windows 10/11
バージョン:3.0.25.0(2024/11/05)
提供元:Mailbird, Inc.
※ 本ソフトは
ですが無料で試用できます。体験版では3日間無料で利用できますが、一部機能に制限があります。対応OS:Windows 8.1/10/11
バージョン:3.3.28(2023/10/12)
提供元:Software D.I.Y.
※ ソフト名の SMCm は、SDIY(software D.I.Y) Mail Client by M(ail|ime)Kit の略です。
※ OAuth 2.0 非対応。
※ OAuth 2.0 非対応。
対応OS:Windows 95/98/Me/2000/XP/Vista/7
バージョン:2.86.3F(2008/07/11)
提供元:有限会社エドコム
※ 本ソフトは開発終了しています。
※ OAuth 2.0 非対応。
※ OAuth 2.0 非対応。
対応OS:Windows 2000/XP/Vista, Windows Server 2003
バージョン:1.52(2007/07/17)
提供元:Ryouma