ミラーリング、双方向への同期が可能なオープンソースのバックアップソフトです。
ローカルファイルだけでなく Google ドライブや FTP/SFTP サーバーの同期もサポート。
同期するための比較方法として、ファイル時刻とサイズ/ファイルの内容/ファイルサイズ の3つの中から選択可能で、差異のあるファイルのみを対象とする必要最小限のデータ転送を行います。
フィルターを利用して対象ファイルや除外ファイルなどを設定できるほか、実行するだけで同期処理を行えるバッチファイルの作成も可能です。
FreeFileSync の使い方(英語)
FreeFileSync の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Download FreeFileSync 13.8 Windows」リンクをクリックしてダウンロードします。
※ Mac 版、Linux 版をダウンロードする場合は、それぞれのリンクをクリックしてダウンロードします。 - ダウンロードしたセットアップファイル(FreeFileSync_13.8_Windows_Setup.exe)からインストールします。
使い方
フォルダーをバックアップする
ここでは例として Firefox のプロファイルフォルダーのバックアップを行います。- 本ソフトを起動するとメイン画面が表示されます。
ここでは画面左の ① に Firefox のプロファイルフォルダー、② にバックアップ先フォルダーを設定します。
※ フォルダーをドラッグ&ドロップするか、「参照」ボタンをクリックしてフォルダーを選択します。
※ 「参照」ボタン右にある をクリックしてオンラインストレージ(Google ドライブ/SFTP/FTP)を対象にすることも可能です。オンラインストレージ(Google ドライブ/SFTP/FTP)の選択
- メイン画面右上、 項目右の をクリックすると次の同期方法が表示されます。
- 両方向
- ミラー
- 更新
- カスタム
同期方法の選択
- メイン画面右上の が に変わります。
をクリックすると「今すぐ同期を開始しますか?」ウィンドウが表示されるので「開始」ボタンをクリックします。
※ メニューバーから「動作」⇒「同期を開始」とクリックするか、F9 キーを押しても同期処理を開始します。 - 同期処理(バックアップ処理)を開始します。
同期処理中
- 同期完了です。<56>>
基本的な使い方
同期処理を保存する
一連の同期処理を保存しておくことで、次回以降またその同期処理を利用できるようになります。- 一度同期を行うとメイン画面左に「最後のセッション」と表示されるので、メイン画面左上の をクリックします。
同期処理の保存
- 「名前を付けて保存」ダイアログが表示されるので、任意の名前を付けて保存します。
ここでは Backup Firefox Profile という名前で保存します。 - 同期処理が保存されます。
※ 次回以降、「Backup Firefox Profile」を選択して同期処理を実行すると、Firefox のプロファイルフォルダーのバックアップを行うことができます。同期処理の保存完了 - 設定した名前(Backup Firefox Profile)で保存された
同期される内容を確認する
同期処理を行う前にファイルやフォルダーがどのように処理されるのかを確認することができます。名前を付けて保存した同期処理の名前をダブルクリックすると、画面左下に同期処理対象のフォルダーツリー、画面右に具体的な同期処理が表示されます。
※ 変更がないなど同期処理対象のファイルやフォルダーがない場合は、画面右下に「同期するファイルがありません」と表示されます。
バッチ処理を作成する
実行するだけで同期処理を行うバッチファイルを作成できます。※ バッチファイルを実行するだけで同期処理を行えるので、本ソフトを起動してから同期処理を実行する、といった手順を大幅に簡略化できます。
- メイン画面左上の をクリックします。
- 「一括ジョブを保存」画面が表示されます。
次の設定を行い、「別名で保存」ボタンをクリックします。
- 進捗ダイアログ
- 最小化で起動
同期処理の実行中画面を最小化表示します。 - 自動的に閉じる
同期処理が終わると自動で終了します。
- 最小化で起動
- エラー
- エラーを無視
エラーがあっても無視します。 - エラーメッセージを表示
エラーがあった場合にメッセージを表示します。 - キャンセル
エラーがあった場合に同期処理を停止します。
- エラーを無視
- 完了後
- 何もしない
同期処理が終わっても何もしません。 - システム:スリープ
同期処理が終わるとスリープします。 - システム:シャットダウン
同期処理が終わるとシャットダウンします。
- 何もしない
一括ジョブを保存
- 進捗ダイアログ
- 「名前を付けて保存」ダイアログが表示されるので、任意の名前を付けて保存します。
ここでは Backup Work (Batch) という名前で保存します。 - 同期処理がバッチファイルとして保存されます。
※ 次回以降、バッチファイル(Backup Work (Batch))を実行すると同期処理が実行されるようになります。
※ 本ソフトのメイン画面にある「Backup Work (Batch)」を選択して同期処理を実行することもできます。追加されたバッチ処理
同期について
メイン画面右上の をクリックして、次の4つの方法から同期処理を選択できます。- 両方向
変更箇所を識別して両側に変更を反映します。 - ミラー
右側フォルダーに左側フォルダーのミラーリングバックアップを作成します。 - 更新
差分のある更新されたファイルを右側フォルダーにコピーします。 - カスタム
をクリックするなどして任意の同期方法を作成および設定します。
比較について
メイン画面上の をクリックして、次の3つの方法から比較処理を選択できます。- ファイルの時刻とサイズ
更新時刻とサイズの比較を行い識別します。 - ファイルの内容
ファイルの内容を比較して識別します。 - ファイルサイズ
ファイルサイズを比較して識別します。
フィルターについて
メイン画面上の をクリックして、対象ファイルや除外ファイルを指定できます。他にも次の絞り込みが可能です。
- ファイルサイズ
最小、最大のファイルサイズ(バイト/KB/MB)を指定できます。 - タイムスパン
今日/今月/今年/指定した日以降 から任意の内容を指定できます。
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 13.8 (2024/11/04)
- (S)FTP の生の IPv6 サーバー アドレスをサポート
- RealTimeSync: フォルダの追加/削除時のスクロールバーを修正
- 部分的なフォルダペアの同期方向を設定しない
- エラーメッセージ内の部分的なフォルダペアを一意に識別する
- Windows 11 24H2 でネットワーク ログイン プロンプトが表示されない問題を修正
Version 13.7 (2024/06/23)
- SFTP デバイス間のシンボリックリンクのコピーをサポート
- 比較/同期後に入力フォーカスが復元されない問題を修正しました
- 選択された構成を考慮しないログファイルの整理を修正しました
- ターミナル外で実行しているときに起動エラーの詳細を表示する (Linux)
Version 13.6 (2024/05/10)
- 中/大の行サイズ向けのコンパクトな親パス表示
- システムのラグによりマウス入力がキューに入れられたときのクラッシュを修正しました
- 同期の進行状況ダイアログが表示されているときに他のアプリからフォーカスを奪わないでください
- WAV 再生開始時のパチパチ音を修正(Linux)
- 中央のグリッドのツールチップが同期方向をカバーしないようにする
- SFTP 接続の Nagle アルゴリズムを無効にする
フィードバック
- FreeFileSync Forum
https://freefilesync.org/forum/
※ 本ソフトは Gonbe 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2022年09月05日)