高度な設定が可能な User-Agent を偽装するブラウザー拡張機能

User-Agent Switcher and Manager のアイコン

User-Agent Switcher and Manager

  • 寄付歓迎

ダウンロード支援

バージョン
0.6.2
更新日
2024/07/14
言語
※ 現在、日本語または英語のみを表示しています。
日本語
価格
無料
提供元

ユーザーエージェントを変更し、別の OS やブラウザーかのように偽装してウェブサイトを閲覧できるようにする Chrome/Firefox/Microsoft Edge/Opera 拡張機能です。
モバイル表示をすぐに確認したい場合、サポート外の OS やブラウザーと表示されてコンテンツを確認できない場合(またはその場合にどのように表示されるかテスト的に確認したい場合)などに役立ちます。
Windows/macOS/Linux/iOS/Android などから OS を選択し、Chrome/Safari/Firefox/Edge などからブラウザーとそのバージョンを選択して表示できます。
ユーザーエージェント文字列の編集も可能なほか、登録している URL を本拡張機能の適用から除外する「ブラックリスト」や、逆に登録している URL のみ本拡張機能を適用させる「ホワイトリスト」も利用可能です。

User-Agent Switcher and Manager の使い方

ダウンロード と インストール

Chrome 拡張機能

ChromeChrome ウェブストアへアクセスし、「Chrome に追加」ボタンをクリックしてインストールします。

Firefox アドオン

FirefoxFirefox add-ons へアクセスし、「Firefox へ追加」ボタンをクリックしてインストールします。

Microsoft Edge アドオン

Microsoft EdgeMicrosoft Edge アドオン へアクセスし、「インストール」ボタンをクリックしてインストールします。

使い方

基本的な使い方

  1. 本拡張機能をインストールして画面右上に追加される icon アイコンをクリックするとメイン画面(ブラウザーや OS の選択画面)が表示されます。
    User-Agent Switcher and Manager - メイン画面

    User-Agent Switcher and Manager - メイン画面

  2. 「Chrome」、「Windows」などのプルダウンをクリックして適用させたいブラウザーや OS を選択し、Apply (active window) ボタン、または Apply (all windows) ボタンをクリックします。
    Apply (active window) ボタンは現在のウィンドウのみ、Apply (all windows) ボタンはすべてのウィンドウに適用します。
    ※ 必要に応じて「userAgent」右のテキストボックスからユーザーエージェントを編集できます。
    Safari 13.0.5 - iOS 13.3.1 を選択

    Safari 13.0.5 - iOS 13.3.1 を選択

  3. Refresh Tab ボタンをクリックするとユーザーエージェントが反映された表示になります。
    Safari - iOS でのウェブページ表示

    Safari - iOS でのウェブページ表示


オプション

画面右上の icon アイコンの右クリックメニューから「オプション」をクリックするか、メイン画面の Options ボタンをクリックすると、オプション画面が表示されます。
オプション画面

オプション画面



ブラックリストモード、ホワイトリストモード、カスタムモードの設定が可能です。

ブラックリストモード
登録した URL を無効にするモード(登録した URL を本拡張機能によるユーザーエージェントの適用から除外するモード)です。

Black-List Mode」下のテキストボックスに URL を入力して登録します。
複数の URL を登録する場合は、カンマ(,)区切りで登録します。
www.google.com, www.bing.com

ホワイトリストモード
登録した URL を有効にするモード(登録した URL のみ本拡張機能によるユーザーエージェントを適用するモード)です。

White-List Mode」下のテキストボックスに URL を入力して登録します。
複数の URL を登録する場合は、カンマ(,)区切りで登録します。
www.google.com, www.bing.com

カスタムモード
JSON を利用してユーザーエージェント文字列を解決するモードです。
{
  "www.google.com": "Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_13_1) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/63.0.3239.84 Safari/537.36",
  "www.bing.com, www.yahoo.com, www.wikipedia.org": "Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:57.0) Gecko/20100101 Firefox/57.0",
  "www.example.com": [
    "random-useragent-1",
    "random-user-agent-2"
  ],
  "*": "useragent-for-all-hostnames"
}

モードを切り替える
デフォルトでは ブラックリストモード が選択されています。
画面右上の icon アイコンの右クリックメニューからモード変更が可能です。
  • Switch to "black-list" mode … 「ブラックリスト」モードに切り替えます
  • Switch to "white-list" mode … 「ホワイトリスト」モードに切り替えます
  • Switch to "custom" mode … 「カスタム」モードに切り替えます
拡張機能アイコンの右クリックメニュー

拡張機能アイコンの右クリックメニュー



更新履歴

Version 0.6.2
(2024/07/14)
  • -

Version 0.5.0
(2023/04/17)
  • UA 更新 URL を修正
  • UA リストを更新

フィードバック


※ 本ソフトは ssk 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2024年06月13日)

ユーザーレビュー

  • 5

    Firefox/Edge/Google Chromeのブラウザ拡張…

    ssk
    ssk
    56
    Windows 10

    Firefox/Edge/Google Chromeのブラウザ拡張機能です。
    UserAgent のプリセット に無いものは userAgent 欄に文字を入力し、右端下の [Apply(container)]をクリックして適用します。
    UserAgent のプリセット は単に見本であり、不正確な文字列がランダムに混ざることがあるで少し注意が必要です。
    例として、ヤフーにログインする際に、UAがログイン履歴に無いと別のデバイスからのアクセスと見做され、一時的にログインを制限(F003)されることがあります。

    [Consider Conteiners] はabout:configからUAを書き換え可能なFirefoxのみの機能で、要は元のUAを表示させる機能です。
    [Options] → Black-List Mode で本機能を適用しないURLを設定できます。

    余談ですが Firefox の UA 文字列は 4 つのコンポーネントに分類されます。

    Mozilla/5.0 (platform; rv:geckoversion) Gecko/geckotrail Firefox/version

    実際例(本物);[注意] Mozilla/5.0 が先頭に入ります。
    (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:126.0) Gecko/20100101 Firefox/126.0
    (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:121.0) Gecko/20100101 Firefox/121.0
    (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:109.0) Gecko/20100101 Firefox/118.0
    (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:109.0) Gecko/20100101 Firefox/112.0
    (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:102.0) Gecko/20100101 Firefox/102.0
    Mozilla/5.0 (Windows NT 5.1; rv:52.0) Gecko/20100101 Firefox/52.0

    ESR版の場合でもUAにはesrは入りません。
    64bit版のFirefoxの場合 Win64; x64;
    32bit版のFirefoxの場合(空欄)

    7人が参考になったと回答しています。
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  • 3

    効果は非常に局所的

    newmomizi
    newmomizi
    26
    Windows 11

    効果は非常に局所的。有用な場面には確かに有用だが、多くの場合には役に立たない。

    例えば、過去のBingでは、EdgeでのみBing AI (現Copilot)が使用可能だった。この判定基準はユーザーエージェント(UA)であったため、UAをEdgeのものに偽装すれば他のブラウザーでも使用できた。そういった場合には役に立つ。

    ただし、日常的にUA偽装を行うのは推奨しない。例えばGoogleアカウントのログイン画面では、実際に使用しているブラウザとUAが一致しない場合、原因不明のエラーが出て進めなくなる。

    また、「スマホで閲覧した場合はどうなるのかを確認したい」という場合には、ブラウザのレスポンシブデザインツールを使用した方が良い。
    これはUAのみならず、画面解像度やタッチ操作の挙動までも再現してくれる。
    (FirefoxならCtrl+Shift+Mで開く。Chromium系ならCtrl+Shift+I → Ctrl+Shift+M)

    【まとめ】
    ・特定のブラウザに対し嫌がらせを行うサイトでは、検知処理が甘ければバイパスできる。
    ・そうでなければ使う必要はないし、むしろ問題を引き起こしかねない。

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