Windows の標準マウスドライバーで認識されるマウスボタン×5(左/右/中/X1/X2)とホイール上下、チルト左右(Vista 以降)の機能を任意にリマップ(割り当て変更)できるソフトです。
リマップ機能においては、マウスベンダーが提供するユーティリティソフトと同様にボタンやキーボードの特定のキーへの入れ替え、スクロール、コピー/カット/ペーストのクリップボード操作、フォルダーを開く、アプリケーションの起動と操作などなど、ができます。
そのほかにも「キー・シミュレーション」で、キー入力の送信、マウスポインターの移動、ボタンやキーの同時押し/長押し/連打、マウス操作とキーボード操作との組み合わせや、さらにその他のコマンドと組み合わせた操作、などのようなマクロを設定、実行できます。
アプリケーション毎やアプリケーションの GUI 要素(ウインドウクラス)毎に「プロファイル」を作成してリマップを設定でき、各プロファイルごとにマウスポインターの速度やスクロール量も変更できます。
各プロファイル毎に最大10の「レイヤー」を設定(任意のボタンやキーで切り替え可能)することで、Shift/Ctrl/Alt/Win キーを押しながらのマウスクリックに一時的に別の機能を割り当てたり、ゲームなどではシーンや状況に応じて継続的に割り当てを変更することも可能。
レイヤーの使い分けで、メーカーの異なる複数のマウスの管理ソフトウェアを一本化することもできます。
ゲーミングマウスのような6ボタン以上のマウスでは、第6ボタン以降の拡張ボタンには対応していません。
本ソフトは本来 Windows XP での左右チルトのリマップには対応していませんが、Logicool マウスの場合 SetPoint でボタン4/5には Shift/Ctrl などを割り当て、左右チルトには 戻る/進む を割り当てておくと、本ソフトは左右チルトの入力をボタン4/5と認識し再リマップすることができます(この場合、物理ボタン4/5 X1/X2 の入力は本ソフトに認識されません)。
マウスジェスチャーには非対応。