テキストファイル表示時にブックマーク、メモ機能を利用できるエディターソフトです。
タブ文字でインデントされている場合は折りたたみ表示に対応しており、ウインドウ幅でテキストが折り返された場合はインデントが変わらずに表示されたり、編集した箇所の行の先頭にマークが表示されるなどの機能を搭載。
メニューバーはすべて英語表記となりますが、ほとんどの機能がホットキーに対応していることもあり、ホットキーを覚えればキーボードから手を離さずに直感的な利用が可能になります。
※ ソフト名の STEa は、SDIY(software D.I.Y) Text Editor by AvalonEdit の略です。
STEa の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「STEa | Text Editor」項目下の「STEa-v03-03-28.zip」リンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードした圧縮ファイル(STEa-v03-03-28.zip)を解凍し、STEa.exe から起動します。
※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。
使い方
基本的な使い方
本ソフトを起動するとメイン画面が表示されます。Tabインデントによるテキストの折りたたみ
タブ文字でインデントされているテキストの場合、タブ文字の階層レベルに合わせて折りたたみ表示が可能になります。-
「+」をクリックして展開、「-」をクリックして折りたたみできます。
- Ctrl + 1 ~ 5 キーまでのホットキーで折り畳みに対応しています。
- Ctrl + 1 キーでトップレベルのみ展開します。
- Ctrl + 2 キーで第2レベルまで展開します。
- Ctrl + 5 キーですべて展開します。
ウィンドウ幅でテキストを折り返した場合、折り返し行が先頭行のインデントを引き継ぐ
ウインドウ幅でテキストを折り返し表示するようにしている場合、折り返して表示している部分も同じインデントで表示されます。Ctrl + Shift + Enter キーでウインドウ幅での折り返し表示、ウインドウ幅で折り返さず1行で表示、を切り替えることができます。
印刷でも折り返し行が先頭行のインデントを引き継ぐ
印刷時にはウインドウ幅で折り返して表示されますが、その場合でも同じインデントを引き継ぐ形となります。BookMark
メモ付きのブックマークが可能です。ブックマークする
ブックマークをしたいテキストを範囲選択し、次の手順でブックマークできます。- 右クリックメニュー「Toggle Bookmark」をクリックする
- メニューバーから「Search|Move」⇒「Toggle BookMark」とクリックする
- Ctrl + F2 キーを押す
ブックマークを一覧表示する
メニューバーから「Search|Move」⇒「Toggle show BookMark List」とクリックするか、Alt + F2 キーを押すと、画面下部にブックマーク一覧を表示できます。ブックマークのコメントを編集する
初期状態ではブックマークにコメントはありませんが、コメントを編集できます。ブックマークの上にマウスカーソルを乗せ、表示されたポップアップ右のテキストボックスをクリックして選択し、テキストを入力することでコメントを編集可能です。
ブックマークの色を変更する
ブックマークの初期状態の色は緑色ですが、他の色に変更可能です。ブックマークの上にマウスカーソルを乗せ、表示されたポップアップ左の「0」をクリックして色を変更可能です。
ブックマークを削除する
ブックマークする同様の手順となります。ブックマークを削除したいテキストを範囲選択し、次の手順でブックマークを削除できます。
- 右クリックメニュー「Toggle Bookmark」をクリックする
- メニューバーから「Search|Move」⇒「Toggle BookMark」とクリックする
- Ctrl + F2 キーを押す
変更表示
テキストを編集すると、編集した行の先頭にマーカーが表示されます。Memo モード
- F7 キーを押すと、Memo モードになります。
※ F7 キーを押してMemo モードになると同時に保存処理が行われます。 - Memo モードになります。
※ いままでのテキストファイル表示は「[Source]」タブに表示されます。 - をクリックすると、新しいメモを追加できます。
- メモはタイトル、本文を入力可能です。
- をクリックするたびに複数のメモを追加可能です。
- メモ一覧は画面中央に表示され、ダブルクリックで画面右にそのメモが表示されて編集可能になります。
- をクリックすると、編集したメモを保存します。
- F7 キーを押すと、メモを保存して Memo モードを終了します。
最前面表示/フルスクリーン表示
画面右上のアイコンをクリックして、最前面表示/フルスクリーン表示に切り替えることができます。- … 最前面にピン留めします。
- … フルスクリーン表示にします。
更新履歴
Version 3.3.28 (2022/10/12)
- MouseWheel動作の標準化/機能追加
・MouseのMiddleButtonでSwitchWindowを表示できるようにした - 検索/置換の改善
・FindAll/ReplaceAllのキャンセル機能追加
・FindAll処理のマルチスレッド化
・FindAllに検索ヒット数の上限を追加
1 ~ 1024、デフォルトは256 - 印刷機能の不具合修正
・ヘッダー、フッター項目のチェックボックスを全てOffにした場合、プレビューは正常に表示されるが、印刷するとブランクになる。 - Dialogで[Esc]を押した際、アプリを最小化しない
Version 3.2.27 (2022/06/01)
- FindReplaceDialogの検索文字列の入力チェック修正(STEaの変更)
[Regular Expression]にチェックがついている場合の検索文字列の入力チェックでブランクかどうか調べる際に誤ってTrimを行っていた部分を修正
Version 3.1.27 (2022/05/01)
- on-the-spot 入力時の下記の不具合修正
Windows 10,11 で [以前のバージョンのIMEを使う]をOnにした場合、またhWindows 8.1で発生
・場合に変換中(未確定)の文字がある状態で、次の文字入力を開始すると未確定の文字が消える
・連文節変換中、[↓]キーで確定した文字列が消える - "Reaplace All" 時の挙動の改善
・置換確認メッセージにパスを表示するようにした
・Read Only DocumentのパスとSkipした旨を表示するようにした - Read Only DocumentでUndo,Redoができてしまうよう問題を修正(AvalonEditを修正)
- STEArgumentGenerator.exe の修正
・ImeOnTheSptのデフォルト値の誤り修正
デフォルトOnに修正
デフォルト Offと定義していたので画面のチェックボックスを外した際に引数欄に-NoImeOnTheSptが表示されなかった - ReconfigureCmdLine[Ctrl+Shift+R] で表示される入力パネルを[Esc]キーで非表示にできるようにした
- 共通処理の共有dllへの移行
ユーザーレビュー
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