USB メモリーに入れて使える、超軽量な HTTP / FTP / TFTP / DHCP / DNS / SNTP / SYSLOG サーバーソフト

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Serva

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バージョン
5.0.0 - 24072914
更新日
2024/08/02
対応 OS
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10, Windows Server
言語
※ 現在、日本語または英語のみを表示しています。
英語
価格
$84.00 / 年
提供元

関連ファイルを合わせてもサイズが7メガバイト程度、USBメモリーに入れて使えるサーバーソフトです。
利用できるサービスは HTTP / FTP / TFTP / DHCP / ProxyDHCP / BINL / DNS / SNTP / SYSLOG です。
他の PC に OS をネットワークインストールするためのサーバーとしても機能するので、システム管理者にも便利なツールとして利用できます。

※ 個人かつ非商用利用に限り無償で利用できます。
※ 無料版の場合は50分間利用するとソフトが終了してしまうため、実質的にはシェアウェアです。

Serva の使い方

ダウンロード と インストール

  1. 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Serva_Community_v5.0.0」リンクをクリックします。
  2. ダウンロードした圧縮ファイル(Serva_Community_v5.0.0-24072914.zip)を解凍し、Serva32.exe または Serva64.exe から起動します。
    ※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。

使い方

本ソフト起動時

本ソフト起動時に個人かつ非商用での利用のお願い、及び Pro 版の購入メッセージが表示されます。無料版を利用する場合は、7秒程度待った後に「I'm a "Community" user」ボタンをクリックします。
起動時の Pro 版推奨画面

起動時の Pro 版推奨画面


初回起動時に Windows Defender ファイアウォールなどでブロックされた場合はアクセスを許可します。
Windows Defender ファイアウォールによるブロック

Windows Defender ファイアウォールによるブロック



HTTP サーバーを利用する

  1. 本ソフトを起動するとメイン画面が表示されます。
    Serva - メイン画面

    Serva - メイン画面


    次のいずれかの方法で設定画面を表示します。
    • メイン画面左上の icon をクリックして「Settings」をクリックする
    • メイン画面左上の icon をダブルクリックする
    • タイトルバーを右クリックして「Settings」をクリックする
    • タスクトレイの icon を右クリックして「Settings」をクリックする
    メイン画面左上クリックでメニュー表示

    メイン画面左上クリックでメニュー表示

  2. 「Serva Community Settings」画面が表示されます。
    「Service Up/Down」の「HTTP Server」にチェックを入れ、「HTTP Server root directory」にルートディレクトリを設定し「OK」ボタンをクリックします。
    設定 - 「HTTP」タブ

    設定 - 「HTTP」タブ

  3. メイン画面右上の「×」ボタンをクリックし、本ソフトを再起動します。
  4. メイン画面に、起動したサーバーのタブが表示されます。
    設定した後本ソフトを再起動すると、設定したサービスがタブで表示

    設定した後本ソフトを再起動すると、設定したサービスがタブで表示

  5. 本ソフトを実行している PC でサードパーティーのファイアウォールソフトを使用している場合は、本ソフトで起動したサーバーの受信ポート(例:HTTP のポート80)を、オープンにします。
    詳しくは、ご使用のファイアウォールソフトのヘルプなどを参照してください。
  6. クライアント PC から、「Serva を実行している PC の IP アドレスと、サーバーのポート番号」を指定して接続します。
    メイン画面のサービス名のタブに、クライアントからの接続状況が表示されます。
    「HTTP」タブ

    「HTTP」タブ


サービスの停止

本ソフト自体を終了すれば、起動中の全サービスが停止します。

「Serva Community Settings」画面の項目の解説

「Serva Settings」ダイアログボックスの各タブについて、概要を説明します。
詳しくは、ダイアログボックスの「ヘルプ」ボタンをクリックし、ヘルプ目次の「Using Serva」-「Settings」で表示されるページを参照してください。
※ ヘルプ目次をクリックしても、セキュリティ設定のために内容が表示されない場合は、「Serva.chm」ファイルのプロパティを表示し、[ブロックの解除]をクリックすることで表示できます。

「HTTP」タブ
  • Service Up/Down
    HTTP サーバーを起動または停止します。
  • HTTP Server IP address
    デフォルトでは、HTTP サーバーは Windows において利用可能な、すべての IP アドレスにバインドされます。
    その中で特定の IP アドレスにバインドしたい場合は、チェックを入れてドロップダウンから IP アドレスを選択します。
  • HTTP Settings
    HTTP サーバーのポート番号やデフォルトページなどを設定します。
  • HTTP Server root directory
    HTTP サーバーのルートディレクトリーを設定します。
設定 - 「HTTP」タブ

設定 - 「HTTP」タブ



「FTP」タブ
  • Service Up/Down
    FTP サーバーを起動または停止します。
  • FTP Server IP address
    デフォルトでは、FTP サーバーは Windows において利用可能な、すべての IP アドレスにバインドされます。
    その中で特定の IP アドレスにバインドしたい場合は、チェックを入れてドロップダウンから IP アドレスを選択します。
  • FTP Settings
    HTTP サーバーのポート番号を設定します。
  • FTP Server user accounts
    匿名ユーザーを許可するかどうかを選択します。また、3つまでの FTP ユーザーアカウントを登録できます。
  • FTP Server Anonymous user root directory
    匿名ユーザー用のルートディレクトリーを設定します。
  • FTP Server Registered user root directory
    登録した FTP ユーザーアカウント用のルートディレクトリーを設定します。
設定 - 「FTP」タブ

設定 - 「FTP」タブ



「TFTP」タブ
  • Service Up/Down
    「TFTP Server」と「TFTP Client」のチェックボックスにより、TFTP サーバーと TFTP サーバーのどちらかまたは両方を起動できます。
  • TFTP Server IP address
    デフォルトでは、TFTP サーバーは Windows において利用可能な、すべての IP アドレスにバインドされます。
    その中で特定の IP アドレスにバインドしたい場合は、チェックを入れてドロップダウンから IP アドレスを選択します。
  • TFTP Server root directory
    TFTP サーバーのルートディレクトリーを設定します。
  • TFTP security
    TFTP リクエストの制限を設定します。
  • TFTP Configuration
    TFTP サーバーのポート番号やパケットの再送について設定します。
  • Advanced TFTP Options
    TFTP サーバーの詳細な設定をします。
設定 - 「TFTP」タブ

設定 - 「TFTP」タブ



「DHCP」タブ
  • Service Up/Down
    「DHCP Server」と「proxyDHCP Server」のチェックボックスにより、DHCP サーバーと proxyDHCP サーバーのどちらかまたは両方を起動できます。
  • Service Add-On
    Serva をネットワークブートサーバーおよびインストール(デプロイメント)サーバーとして利用する場合の項目です。
  • DHCP Server/proxyDHCP IP address
    デフォルトでは、DHCP/proxyDHCP サーバーは Windows において利用可能な、すべての IP アドレスにバインドされます。
    その中で特定の IP アドレスにバインドしたい場合は、チェックを入れてドロップダウンから IP アドレスを選択します。
  • DHCP Settings
    IP アドレスのリースや MAC アドレスフィルタリングなどについて設定します。
設定 - 「DHCP」タブ

設定 - 「DHCP」タブ



「DNS」タブ
本ソフトのDNSサービスは、Windows の hosts ファイルをホストテーブルとして使用します。
  • Service Up/Down
    DNS サーバーを起動または停止します。
  • DNS Server IP address
    デフォルトでは、DNS サーバーは Windows において利用可能な、すべての IP アドレスにバインドされます。その中で特定の IP アドレスにバインドしたい場合は、チェックを入れてドロップダウンから IP アドレスを選択します。
設定 - 「DNS」タブ

設定 - 「DNS」タブ



「SNTP」タブ
  • Service Up/Down
    SNTP サーバーを起動または停止します。
  • SNTP Server IP address
    デフォルトでは、SNTP サーバーは Windows において利用可能な、すべての IP アドレスにバインドされます。
    その中で特定の IP アドレスにバインドしたい場合は、チェックを入れてドロップダウンから IP アドレスを選択します。
設定 - 「SNTP」タブ

設定 - 「SNTP」タブ



「SYSLOG」タブ
  • Service Up/Down
    SYSLOG サーバーを起動または停止します。
  • SYSLOG Server IP address
    デフォルトでは、SYSLOG サーバーは Windows において利用可能な、すべての IP アドレスにバインドされます。
    その中で特定の IP アドレスにバインドしたい場合は、チェックを入れてドロップダウンから IP アドレスを選択します。
  • Syslog Settings
    SYSLOG メッセージの転送や保存について設定します。
設定 - 「SYSLOG」タブ

設定 - 「SYSLOG」タブ



ネットワークブートサーバーおよびインストール(デプロイメント)サーバーとしての利用

  • OS を PC にインストールする際、OS のメディアを使用せず、PC を「ネットワークブート機能」を使用して起動し、サーバーから OS をインストールする方法があります。
  • 本ソフトは、ネットワークブートサーバーおよびインストール(デプロイメント)サーバーとして利用できます。
  • これにより、PC に OS を新規インストールする際、メディアを使用せずにネットワークブートして、本ソフトを実行する PC から OS をネットワークインストールできます。
  • 本目的での利用については、提供元サイトの Serva PXE/BINL - AN01: Windows Install を参照ください。

更新履歴

機械翻訳で日本語にしています。
※ N:新規、F:修正
Version 5.0.0 - 24072914
(2024/10/25)
  • 206N - BINL MS System Center Configuration Manager (SCCM) イメージの処理のサポート
  • 205N - BINL ALT ストリームを含む WIM イメージの処理のサポート (Win11 24h2 以降)
  • 204N - ServaPENet MS System Center Configuration Manager (SCCM) イメージの起動のサポート
  • 203F - BINL ServaPENet RunApp() ローカル アプリ CREATE_NEW_CONSOLE
  • 202F - BINL ServaPENet ServaAsset.inf の解析 - DeviceName
  • 201F - BINL リポジトリ アクティビティを検出するアルゴリズム
  • 200F - HTML の脆弱性 (DoS) https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2024-37826
  • 199F - ServaPENet Serva の WIA リポジトリへの適切な接続の表示
  • 198F ​​- ServaPENet RegGetString() および RegSetString() エラー表示
  • 197F - ALL「コンソールのバージョンがサービスと一致しません」メッセージ

Version 4.6.0 - 21120715
(2021/12/08)
  • 196F - TFTP 脆弱性(DoS) https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2021-44429

Version 4.4.0 - 21081411
(2021/08/14)
  • 195N - すべてのコミュニティのハードウェアID

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