- バージョン
- 8.4.0
- 更新日
- 2024/07/14
- 対応 OS
- Windows 10 以降 (64bit), macOS 10.15 以降, Linux
- 言語※ 現在、日本語または英語のみを表示しています。
- 日本語
- 価格
- 無料
- 提供元
- digiKam Team
デジタルカメラから写真のインポート、整理、管理、編集、タグ付け、共有などの様々な写真管理のための機能を利用できる、包括的な写真管理ソフトです。
タグ、評価、ラベルを割り当て、フィルタリングして写真を見やすく整理できます。
また、タグ、評価、ラベル、Exif 情報、IPTC、XMP での検索にも対応。
メタデータの編集、スライドショーの再生、スライドショームービーの作成や、色、シャープネス、カーブ調整などちょっとした編集機能も利用可能です。
digiKam の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Windows」項目下の「64-bits」リンクをクリックします。
※ Mac 版、Linux 版をダウンロードする場合は、それぞれのリンクをクリックします。 - 開いたページで「https://repo.jing.rocks/kde/」などのリンクをクリックしてダウンロードします。
- ダウンロードしたセットアップファイル(digiKam-8.4.0-Win64.exe)からインストールします。
使い方
初期設定
初回起動時に本ソフトの初期設定を行います。- 「digiKam へようこそ」画面が表示されます。
「次へ」ボタンをクリックします。 - 「Configure where you keep your images(画像を保存する場所を設定する)」画面が表示されます。
画像を保存する場所を指定します。
変更する場合は「Browse」ボタンから、変更しない場合はそのまま「次へ」ボタンをクリックします。 - 「Configure where you will store databases(データベースを保存する場所を構成する)」画面が表示されます。
データベース(本ソフトでの画像の扱い方)を次の中から選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
- SQLite
小規模、中規模のコレクションサイズのローカルデータベースストレージ用です。
10万未満の画像ファイル数の場合、本項目が推奨されます。 - Mysql Internal (experimental)
コレクションサイズが非常に大きいローカルデータベースストレージ用です。
10万以上の画像ファイル数の場合に推奨されます。 - MySQL Server (experimental)
特にリモートや共有データベースストレージの場合に堅牢なソリューションです。
10万以上の画像ファイル数を含む、膨大なコレクションサイズを管理する場合に推奨されます。
- SQLite
- 「RAW ファイルの取り扱いを設定」画面が表示されます。
RAW ファイルの取り扱いについて選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
- 自動的に補整して直接開く
- RAWインポートツールを使用して手作業で補整する
- 「ファイルへのメタデータ保存の有無を設定」画面が表示されます。
ファイルへのメタデータ保存の有無について選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
- 何もしない
- ファイルに情報を追加
- 「プレビュー表示方法を設定」画面が表示されます。
プレビュー表示方法について選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
- データを削減したバージョンを表示
- 画像を読み込み
- 「ファイルのオープン方法を設定」画面が表示されます。
ファイルのオープン方法について選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
- プレビューで開く
- エディタで開く
- 「Enabled Contextual Tooltips(コンテキスト ツールチップを有効にする)」画面が表示されます。
ツールチップ(オンマウス時のポップアップ)について選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
- ツールチップを表示しない
- ツールチップを使用する
- 「あなたのコレクションをスキャン」画面が表示されます。
「Finish」ボタンをクリックします。
基本的な使い方(一部)
- 本ソフトを起動すると「必要なファイルをダウンロードする」画面と「ようこそ」画面が表示されます。
- 顔検出の機能を使用する
- Use Aesthetic Detection feature(美的検出機能を使用する)
- Use Auto Tags Assignment feature(自動タグ割り当て機能を使用する)
- 初期状態では画面左のブラウズ表示が「アルバム」表示になっており、任意のフォルダーをクリックして選択すると、そのフォルダー内の画像ファイルがサムネイル表示されます。
- サムネイルをダブルクリックすると、プレビュー表示(画像を大きく表示)します。
ブラウズ
画面左の表示から次の項目でフィルター表示できます。※ メニューバー「ブラウズ」からも選択可能です。
- アルバム
- タグ
- ラベル(評価、選抜、色)
- 日付(年月フォルダー)
- 時間軸
- 検索(キーワード検索)
- 類似度
- 地図
- 人
テーマを変更する
メニューバーから「設定」⇒「テーマ」と選択した後、任意のテーマを選択すると、テーマを変更できます。「Black Body」をクリックすると、ダークテーマを利用できます。
スライドショー
スライドショーを見る
画面上部の「Slideshow」横の▼をクリックするか、メニューバー「表示」⇒「Slideshow」から、Play All(すべて)/Play Selection(選択)/Play With Sub-Albums(すべてのサブアルバムを含める) のいずれかをクリックすると、フルスクリーンでスライドショーを再生します。スライドショー動画を作成する
- メニューバーから「ツール」⇒「Create video slideshow」とクリックすると、「Welcome to Video Slideshow tool」画面が表示されます。
「画像(メイン画面で選択している画像)」または「アルバム」を選択して「次へ」ボタンをクリックします。 - 「アルバム」を選択した場合は、「Album Selection」画面が表示されます。
アルバム/タグ/検索/ラベル から対象にチェックを入れて「次へ」ボタンをクリックします。 - 「Images List」画面が表示されます。
対象となる画像ファイルがサムネイルとファイル名でリスト表示されます。
リスト下のアイコンをクリックして調整し、「次へ」ボタンをクリックします。
各アイコンは左から順に次の操作になります。
- … 選択した画像を一つ上に移動
- … 選択した画像を一つ下に移動
- … 画像を追加
- … 選択した画像をリストから取り除く
- … 保存したリストを読み込む
- … リストを保存
- … リストをクリア
- 「Video Settings」画面が表示されます。
画像停止時間、フレームレート、ビットレートなどを選択して「次へ」ボタンをクリックします。 - 「Output Settings」画面が表示されます。
動画フォーマット(AVI/MKV/MP4/MPG)、保存フォルダーなどを選択して「次へ」ボタンをクリックします。 - スライドショー動画の作成を開始します。
- スライドショー動画が作成完了したら、本ソフトの専用プレイヤー動画が再生されます。
画像エディタ
画面上部の「画像エディタ」をクリックすると、「画像エディタ」画面が表示されます。メニューバーの色、補正、変換、装飾、効果から、シャープネス、赤目補正、回転、リサイズ、フレームの追加などの様々な編集が可能です。
メタデータ(Exif/IPTC/XMP)
メタデータを見る
画像ファイルをクリックして選択し、画面右から「メタデータ」をクリックするとメタデータを表示できます。画面上部のタブから、Exif / メーカーノート / IPTC / XMP を表示できます。
メタデータを編集する
画像ファイルをクリックして選択し、画面右から「ツール」をクリックして右サイドに表示される画面をスクロールして「Edit Metadata」をクリックします。「Edit Metadata」画面が表示されます。
画面上部の「Edit EXIF」タブ、「Edit IPTC」タブ、「Edit XMP」タブ、および画面左のカテゴリから、任意の項目を閲覧、編集できます。
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 8.4.0 (2024/07/14)
- 新しい機能
- Auto-Tags: 生成されたキーワードを国際化するためのオンライン翻訳サポートを追加します。
- Auto-Lens: 新しい Lensfun ライブラリ API バージョン 0.4 のサポートを追加します。
- RawEngine: 内部 libraw を最新の 20240711 アップストリームに更新します。 新しくサポートされるカメラ:
Canon EOS R6 Mark II、EOS R8、EOS R50、EOS R100、EOS Ra。
Fujifilm GFX100-II、X-T5、X-S20、X-H2、X-H2S。
Hasselblad X2D-100c。
Leica Q3、M11 Monochrom。
Nikon Z30、Z8。
OM Digital OM-5。
Panasonic DC-G9 II、DC-ZS200D / ZS220D、DC-TZ200D / TZ202D / TZ220D、DC-S5-II、DC-GH6。
Sony A7C-II、A7CR、ILCE-6700、ZV-1M2、ZV-E1、ILCE-7RM5 (A7R-V)、ILME-FX30、DSC-HX95、A1。
複数の DJI および Skydio ドローン。
複数のスマートフォンで DNG 形式が記録されています。 - ビデオ: 内部 QtAVPlayer を最新の 20240616 アップストリームに更新します (Qt5 のみ)。
- ビデオ: ビデオをフレームごとに進めるサポートを追加します (Qt6 のみ)。
- DNGWriter: Adobe DNG SDK を最新の 1.7.1 に更新し、JPEG-XL 圧縮をサポートします。
DNG サポートをコンパイルするために、オプションの libjxl 依存関係を追加します。 - バンドル: Exiftool を最新の 12.88 に更新します。
- バンドル: AppImage と Windows インストーラーは、最新の Exiv2 0.28.2 をベースにしています。
- バンドル: AppImage は、Qt6 フレームワーク 6.7.2、Qt5 フレームワーク 5.15.14、および KDE フレームワーク 6.2.0 をベースにしています。
- バンドル: Windows インストーラーは、Qt6 フレームワーク 6.7.2、Qt5 フレームワーク 5.15.14、および KDE フレームワーク 6.2.0 をベースにしています。
- バンドル: Windows インストーラーは、VCPKG (Qt5 および Qt6) を使用してビルドされるようになりました。MXE による MinGW サポートは廃止されました。
- バンドル: G'Mic-Qt イメージ エディター ツールが最新バージョン 3.4.0 に更新されました。
- バンドル: 画像に G'MIC フィルターを適用する新しいバッチ キュー マネージャー ツール。
- バグの修正
- …(省略)
Version 8.3.0 (2024/03/17)
- 新しい機能
- メンテナンス : ディープラーニング ニューラル ネットワーク エンジンを使用して画像にタグを自動的に割り当てる新しいツールを追加します。
- QueueManager : 深層学習ニューラル ネットワーク エンジンを使用して画像にタグを自動的に割り当てる新しいツール。
- QueueManager : 画像または JSON ファイルのメタデータを画像に適用する新しいツール。
- 一般 : インターネット リソースにアクセスするための汎用ネットワーク プロキシ設定を追加します。
- バンドル : AppImage はフレームワーク Qt 5.15.12 および KDE 5.115 を使用します。
- バンドル: Windows インストーラーはフレームワーク Qt 6.6.1 および KDE スナップショット 30122023 を使用します。
- 一般: 内部 Libraw を 2024 年 2 月 2 日のスナップショットに更新します。
- セットアップ : 地理位置情報設定をカスタマイズするための新しいページを追加します。
- VideoSlideshow : FFmpeg CLI ツールを使用して画像をサウンドトラックと OSD サポート付きのビデオにエンコードするためのツールを書き換えます。
- プレビュー : ビデオのプレビューとスライドショーが Qt6::Multimedia および Qt5::QtAVPlayer でレンダリングされるようになりました。
- digiKam コアで使用されている古い、メンテナンスされていない QtAV フレームワーク コードは完全に削除されました。
- Qt6::Multimedia と Qt5::QtAVPlayer は両方ともベースであり、FFMpeg API 5 以降と互換性があります。
- バグの修正
- …(省略)
Version 8.2.0 (2023/12/03)
- 新しい機能
- Libraw : スナップショット 2023-11-21 に更新。
- バンドル: MacOS PKG は、Qt5 フレームワーク バージョン 5.15.11 および KDE フレームワーク 5.110 に基づいています。
- バンドル: Linux AppImage は、Qt5 フレームワーク バージョン 5.15.11 および KDE フレームワーク 5.110 に基づいています。
- バンドル: VCPKG ツールチェーンを使用して Windows 上でコンパイルされ、Qt6 および KF6 フレームワークに基づいた新しい Windows インストーラー。
- バンドル: Exiftool が最新の 12.70 に更新されました。
- バンドル: Exiv2 は最新の 0.28.1 に更新されました。
- バグの修正
- 無視から「顔領域を削除」すると、不明に送信されます。
- ART、Rawtherapee、Darktable 2 では RAW ファイルを編集できません 画像エディターのメニューに Gmic が存在しません。
- GEO タグ エディターが座標を追加しません。
- 検索フィールドに削除アイコンが表示されません。
- 人物が多い画像の「すべて無視」をリクエストします。
- digikam が閉じられると、リモート mariadb への接続が中止されます。
- 「ツール」パネルの要素間の距離が非常に大きい。
- 同じ日に 2 つのデータベース ダンプが作成されましたが、そのうちの 1 つは digiKam によって読み取られません。
- 写真から「不明な」顔タグを削除できません。
- アルバム プロパティ フォームなどの [モーダル] ダイアログからエスケープすると、digiKam がクラッシュします。
- 新しいアルバム フォルダーを作成するとクラッシュします。
- TIFF ファイルのサムネイルが低解像度で表示され、カラー バンドが表示されます。
- 「無視された」ID フェイスタグと個人としての名前を変更/削除できません。
- Geolocate が遅すぎます。大量のデータを読み取ります。
- スケール 1.5 の Breeze テーマを使用した KDE での UI 要素のパディングが正しくありません。
- タグは終了時に保存されません。
- Showfoto は、Digikam 以外で起動すると、Digikam 用に設定されたアイコンのスケールを無視します。
- 「MakerNotes」ショー以外の ExifTool カスタム タグは利用できません。
- MariaDB でのデータベースの作成が失敗します。
- Tesseract OCR は言語の選択を考慮しません。
- …(省略)
※ 本ソフトは owl 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2020年06月01日)