Mozilla によるオープンソースのメールソフト

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    【追記あり】メジャーアップデート版「v60」が公開されました

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    483
    Windows 10

    メジャーアップデート版「v60」が公開されました。
    64ビット版も利用できます。https://ftp.mozilla.org/pub/thunderbird/releases/60.0/
    多くの新機能や変更が盛り込まれており、注意が必要ですが、パフォーマンスは素晴らしいものです。

    > リリースノート
    https://www.thunderbird.net/en-US/thunderbird/60.0/releasenotes/
    v60 は、手動での「直接ダウンロードでのみ提供」され、v52 系や、それ以前のバージョンからのアップグレードとしては提供されません。
    このバージョンの新着情報と既知の問題、変更点一覧を確認してください。
    意見やバグ報告については「Bugzilla」にすることをお勧めします。

    > ghacks.net
    ://www.ghacks.net/2018/08/06/thunderbird-60-0-release-information/
    には、詳細が解説されています。
    要旨(意訳)
    拡張機能(アドオンやテーマ)が、互換性の問題に遭遇する可能性があります。
    v60.0 との互換性がないアドオンは「無効化」されます。
    また互換性のないアドオンは実装できなくなり「互換性がないためインストールできませんでした」というエラーメッセージが表示されます。

    ただし「厳密な互換性チェックを無効」にすることで、実装は可能です。
    その要領:
    ・メニューバーからツール(T) > オプション(O) を選択します。
    ・[詳細] > [一般] に進みます。
    ・[設定エディター] をクリックします。
    ・extensions.strictCompatibility を検索する
    ・環境設定をダブルクリックします。
    true は「厳密な互換性チェックが有効」、false で「無効」

    Thunderbird アドオンサイト
    ://addons.thunderbird.net/ja/thunderbird/extensions/
    には、互換性情報が記載されています。

    テーマ(背景、画面)は、WebExtensions 規格のテーマをサポートしました。他のテーマと同様に実装できます。


    推奨事項:
    メジャーアップデート版は、いきなり上書き更新をせずに、
    別のマシン、異なるユーザーアカウント、仮想化したマシンに、
    「Thunderbird Profiles」をコピーするなどして、実装し、テストするのが最善の方法です。
    > 格納されている場所(隠しフォルダー):
    C:\Users\ユーザーアカウント\AppData\Roaming\Thunderbird


    その(追記事項の)要領については
    ghacks.net「Move Thunderbird Email Profiles To Another Location」
    https://www.ghacks.net/2009/04/15/move-thunderbird-email-profiles-to-another-location/
    が詳しい。

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