HOMEユーザーレビューLuke Filewalker さんのユーザーレビュー
2012年04月26日 18時46分
最近増えつつあるWEBセーフブラウジングツールの中でもコミュニティーデータの評価を反映する数少ないタイプといえる。 実際にメールを送信し返信状況を表示するEメール検査に加え、危険と判断されたダウンロードファイルの検出脅威と危険度のレベルや具体的な挙動について表示してくれるのも嬉しい。 リンク先のサイトレポートや、その他迷惑行為の具体的な内容記載についても好感が持てる。 スコアカード評価をとっている「WOT」程、コミュニティーデータの評価に左右されないようだ。 以前、ダミーのFLASHコンテンツを餌にメルアドを入力させスパムメールを送りつける古典的な詐欺サイトを、Norton Safe WebとF-Secure Browsing ProtectionのURLオンラインスキャンで調べてみた事があるが「白」だった。 特殊なCGIでフォームを制御していたり、悪性スクリプトやDLファイルが確認できなければ当然、安全サイトという評価になる。 このサイトにアラートを表示したのは、ユーザーの評価が反映される「WOT」のみだった。 当然、逆のパターンもあり、諸刃の剣ではあるが・・・ サイト検査の結果はベンダーにより様々であり、コミュニティーデータの情報も各個人それぞれの評価を総括的に結果に反映させている。 したがってA社とB社のツールでは、同じサイトでも評価が異なる場合も多々ある為、あくまでも目安程度の利用に留めるべきだろう。
2012年04月26日 18時42分
1.0.26 から使用していたが、併用しているアンチウイルスソフトの検出情報も免疫コミュニティーに登録するため、外部ベンダーのデータも共有するせいかサードパーティー制ソフトの誤検出が多い。 2.0.18 から、主要ファイルについてはデフォルトで除外対象に設定されていたようだが、幾つも新規追加した記憶がある。 あまりにウザい為、インストール監視とプログラム実行監視は無効にしていた程(殆ど使用する意味がないがw) 1.0.26 では Quarantineフォルダからの復元にも難有りで、拡張子をリネームし直しても正規に動作しない等、苦い思い出も。 オリジナルの Immunet Protect を使ったこともあるが大して変わらなかった。 ごく普通にPCを使用するユーザーにとっては使い易いとは思う。 ウェブセーフブラウジングツールに例えるならば Wot みたいなものか・・・w
2012年04月25日 17時29分
IObit Security 360からパスワード・ジェネレーターやプライバシー削除機能、Advanced Systemcareとの連携等を排除したシンプル版といった印象。 IObit Security 360の配布が終了している事から、エンジンや定義データを継承し、インターフェイスを多少変更して配布している感は否めない(エンジンは進化したデュアルコアとしているが・・・) 驚くのは初回アップデートの速さだ。 Security 360もそうだったが、定義データの内容がスカスカなんじゃないか・・・という程。 アップデート時にはファイル名も表示されているので、定義データは100%ローカルに置いていると思われる。 クラウドを併用しているが、ヒューリスティックに限定されているようだ。 ちなみにEICARテストウイルスは「eicar.com」を通常のhttpでなんなくローカルに保存(プロテクトレベルは高に設定) コンテキストメニューからのスキャンでも検出できなかった。 スパイウエア特化だとしてもWindows Defenderですら定義データに盛り込んでいるEICARをスルーというのには疑問も残る。 余談だが、MalwarebytesもEICARをスルーしている(2010.10に個人的に確認、現在の状況は不明) アクションセンター(セキュリティーセンター)にも統合されない為、常駐保護機能があるにせよ、このツールのみではアラートが表示され続ける。 アクションセンターの監視を切れば問題ないが、とてもセキュリティーの中枢を任せる気になれないソフトである事は確かw