エクスプローラー、ブラウザーなどシーンを問わずマウスジェスチャーを利用できる StrokesPlus の後継ソフトです。
特定のアプリのみ適用されるアプリごとのジェスチャーにも対応しており、逆に Ignore List(無視リスト)を利用してジェスチャーを適用しないアプリの設定も可能です。
もちろん、任意のジェスチャーとアクションを登録して、オリジナルのマウスジェスチャーの作成もサポートしています。
右クリックしながら左クリックでブラウザーで前のページへ戻る、左クリックしながら右クリックでブラウザーで先のページへ進む、といったロッカージェスチャー機能も搭載しています。
※ v0.3.9.8 にて日本語対応しました。
StrokesPlus.net の使い方
ダウンロード と インストール
- 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Installer Version」項目下の「Download Installer」ボタンをクリックしてダウンロードします。
※ USBメモリー等で持ち運べるポータブル版を利用したい場合は、「Portable Version」項目下の「Download Portable」ボタンをクリックしてダウンロードします。 - ダウンロードしたセットアップファイル(StrokesPlus.net_Setup_0.5.7.8.exe)からインストールします。
使い方
本ソフトをインストールして起動すると、タスクトレイに アイコンが表示されます。
右クリックメニューの「開く」から設定画面が表示されます。
次のようなジェスチャーを利用できます。
次のようなジェスチャーを利用できます。
ここでは、Windows 標準のペイントを無視リストに追加します。
例えば、「マウスボタン: 左」をクリックしてチェックを入れると、左クリックしながらドラッグした場合にジェスチャーとして認識されるようになります。
もう一度クリックすると元の アイコンに戻り、有効化されます。
Version 0.5.7.9
Version 0.5.7.8
Version 0.5.7.7
右クリックメニューの「開く」から設定画面が表示されます。
デフォルトのジェスチャー
共通のジェスチャー
画面上部の「一般的なアクション」をクリックして表示されるジェスチャーは、すべての画面で共通して利用できるジェスチャーです。次のようなジェスチャーを利用できます。
Clipboard(クリップボード)
ジェスチャー操作 | 内容 |
↑ | コピー( Ctrl + C キーを押したのと同じ) |
↓ | 貼り付け( Ctrl + V キーを押したのと同じ) |
↗↘ | 全選択( Ctrl + A キーを押したのと同じ) |
↓→↑← (四角形の軌跡) |
囲った範囲をキャプチャーしてクリップボードにコピー |
Generic Keys(汎用キー)
ジェスチャー操作 | 内容 |
↘ | Delete キーを押したのと同じ |
↖ | Escape キーを押したのと同じ |
Media(メディア)
ジェスチャー操作 | 内容 |
↑↘↗↓ (M の軌跡) |
ミュート/ミュート解除 |
→ | 次のトラックを再生する |
P の軌跡 | Play(再生)/Pause(一時停止) |
← | 前のトラックを再生する |
右クリックしながらホイールダウン | ボリュームダウン |
右クリックしながらホイールアップ | ボリュームアップ |
Open Programs(プログラムを開く)
ジェスチャー操作 | 内容 |
e の軌跡 | エクスプローラーを開く |
Rocker(ロッカージェスチャ―)
ジェスチャー操作 | 内容 |
右クリックしながら左クリック | ブラウザーの戻る |
左クリックしながら右クリック | ブラウザーの進む |
Window Related(ウィンドウ関連)
ジェスチャー操作 | 内容 |
C の軌跡 | ウィンドウをデスクトップの中央に移動 |
↗↙ | ウィンドウを閉じる |
↖↘ | ウィンドウを閉じる(Ctrl + W キーを押したのと同じ) |
↗ | ウィンドウの最大化/元に戻す(縮小) |
↙ | ウィンドウの最小化 |
↑→ | 次のタブ/ウィンドウ |
←↑ | 前のタブ/ウィンドウ |
アプリごとのジェスチャー
画面上部の「アプリケーション」をクリックして表示されるジェスチャーは、個別のアプリケーションごとに利用できる固有のジェスチャーです。次のようなジェスチャーを利用できます。
Chrome
ジェスチャー操作 | 内容 |
→↑ | 新しいタブ |
↑↓ | ページの更新(リロード) |
←↓ | 閉じたタブを開く |
Excel
ジェスチャー操作 | 内容 |
→ | 次のシート |
← | 前のシート |
新しいジェスチャーとアクションを登録する
ここでは、「S の字型にマウスを動かすとファイルを保存する」という動作を「一般的なアクション」の「Windows Related」カテゴリーに登録していきます。ジェスチャーを登録する
- 画面上部の「ジェスチャー」をクリックすると、登録されているジェスチャー一覧が表示されます。
- 画面左上の「ジェスチャーの追加もしくは学習」をクリックするか、右クリックメニューから「ジェスチャーの追加もしくは学習」をクリックします。
- 画面中央に「今すぐジェスチャーを描画」と表示されるので、右クリックしながらドラッグして登録したいジェスチャーを描きます。
- S の字にドラッグして右クリックを離すと、「ジェスチャーの学習」画面が表示されます。
S 字型は登録されていないジェスチャーなので、「これは新しいジェスチャーのようです!」と表示されます。
テキストボックスにジェスチャーの名前を、ここでは「S」と入力して「保存」ボタンをクリックします。
※ 既に似たジェスチャーが登録されていた場合、テキストボックスに登録済みのジェスチャーの名前が表示されます。ジェスチャーの学習
- 「ジェスチャー」画面に戻り、作成したジェスチャーが登録されていることを確認できます。
アクションを登録する
- 画面上部の「一般的なアクション」をクリックし、表示された左メニューから「Window Related」カテゴリをクリックします。
- 画面左上の「アクションを追加」をクリックするか、右クリックメニュー「アクションを追加」をクリックします。
- 「新しいアクション」が追加され、画面右上に「ジェスチャー」、画面右下に「ステップ」タブなどが表示されます。
- 画面右上の「ジェスチャー」項目の をクリックすると、「ジェスチャーを選択」画面が表示されるので、そこから先ほど作成した「S」のジェスチャーを選択して「OK」ボタンをクリックします。
- ジェスチャーが登録されたので、続いて「ステップ」タブ下の「ステップを挿入」をクリックすると、「NewStep」が追加されます。
アクションを追加 - ステップを挿入
- 画面右下の「コマンド」項目の下、「すべてのカテゴリ」下のプルダウンをクリックし、「ホットキーを送信する」を選択します。
- 画面右下に「コマンド パラメータ」が表示されます。
画面右下の「以下のキーを押してください」下のテキストボックスをクリックし、Ctrl + S キーを押すと、LCONTROL+S と表示されます。
※ キーボード左側の Ctrl キーを押した場合、LCONTROL、右側の Ctrl キーを押した場合、RCONTROL と表示されます。 - これでジェスチャー設定完了です。
画面右下の「適用」ボタンをクリックすると、作成したジェスチャー+アクションを利用できるようになります。
現在、画面左に表示されるこのアクションの名前が「新しいアクション」のままなので、わかりやすいように「新しいアクション」をクリックして名前を「Save」に変更しておきます。
※ 本ジェスチャー+アクションは、Sの字型にジェスチャーすると、Ctrl + S キーを押した状態となる、というものです。ソフトによっては保存するホットキーが Ctrl + S ではなく、適切に保存されない場合もあるのでご注意ください。
特定のアプリでジェスチャーを無効化する
「無視リスト」を利用することで、特定アプリで本ソフトによるジェスチャーを無視、無効化できます。ここでは、Windows 標準のペイントを無視リストに追加します。
- 画面上部の「無視リスト」をクリックすると、無視リストが表示されます。
- 画面左上の「無視されたウィンドウを追加」をクリックすると、画面左に「新しい無視されたウィンドウ」が追加されます。
「新しい無視されたウィンドウ」のテキストが変更可能状態となっているので、「ペイント」に変更します。 - 画面右の「タイトル/テキスト」のテキストボックスに「ペイント」と入力します。
- 画面上の「このアプリケーションがフォーカスを獲得した場合は S+ を無効にします」と画面下にある「アクティブ」の2つのチェックボックスにチェックを入れます。
- 画面右下の「適用」ボタンをクリックすると設定が有効になり、ペイントアプリでは本ソフトによるジェスチャーが無効になります。
ジェスチャーを右クリック以外に変更する
タスクトレイの アイコンの右クリックメニュー「ストロークボタン」から、右クリック以外のボタンをジェスチャーに割り当てることができます。- マウスボタン: 左
- マウスボタン: 中
- マウスボタン: 右
- マウスボタン: X1
- マウスボタン: X2
例えば、「マウスボタン: 左」をクリックしてチェックを入れると、左クリックしながらドラッグした場合にジェスチャーとして認識されるようになります。
※ メイン画面が表示されている状態では本項目がグレーアウトして選択できません。本設定を行いたい場合はメイン画面を閉じておく必要があります。
タスクトレイアイコンの右クリックメニューからストロークボタンを選択
ジェスチャーを無効化する
特定のジェスチャーを無効化する
使わないジェスチャーがある場合、無効化しておくことで予期せぬジェスチャーを実行してしまうことがなくなります。- メイン画面を開き、画面上部の「ジェスチャー」をクリックしてジェスチャー一覧を表示します。
- 利用しないジェスチャーを右クリックし、「アクティブの切り替え」をクリックすると、画面下部の「非アクティブ」へ移動してジェスチャーがグレーになります。
不要ジェスチャーを非アクティブ化(無効化)
すべてのジェスチャーを無効化する
タスクトレイの アイコンをクリックすると、アイコンがグレー表示になり、すべてのジェスチャーが無効になります。もう一度クリックすると元の アイコンに戻り、有効化されます。
更新履歴
※ 機械翻訳で日本語にしています。
Version 0.5.7.9 (2024/07/21)
- アセンブリ名に「.」が含まれるプラグイン DLL をインポートする際の問題を修正しました。
Version 0.5.7.8 (2023/10/20)
- バージョンアップ。ClearScript ファイルもパージするにはインストーラーを更新する必要があります。コードの変更はありません。
Version 0.5.7.7 (2023/10/20)
- 新しいバージョンに存在するはずのない ClearScript DLL が残っていることによるクラッシュを修正しました
ユーザーレビュー
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