Windows 標準の”Windows ファイアウォール”の管理を容易にするソフト

Windows Firewall Control のアイコン

Windows Firewall Control

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  • 日本語○

ダウンロード

バージョン
6.12.0.0
更新日
2024/10/17
対応 OS
Windows 7/8/8.1/10/11, Windows Server 2012/2016/2019/2022
言語
日本語(日本語化言語ファイルあり)
価格
無料
提供元

Windows 標準のファイアウォールを管理しやすくし、”Windows ファイアウォール”の機能を拡張し、4段階のフィルタリングレベルから簡単に選択、変更できるようになるソフトです。
通信の許可/ブロックは、「規則の管理」から設定可能。
規則を追加するには、プログラムを参照して指定したり、ウィンドウをクリックしたり、実行ファイルの右クリックメニューから指定して設定できます。

Windows Firewall Control の使い方

ダウンロード と インストール

  1. 提供元サイトへアクセスし、ページ右の「Current version」下の「DOWNLOAD」ボタンをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(wfc6setup.exe)からインストールします。
  3. インストール最初の画面で次の項目が表示されます。
    • Create program shortcuts in Start Menu and Desktop
      スタートメニューとデスクトップにショートカットを作る
    • Start automatically at user logon
      ユーザーログオン時に自動的に起動する
    • Create Windows Firewall Control recommended rules
      Windows Firewall Control 推奨のルールを作成する
    画面右下の「Install」ボタンをクリックしてインストールします。
    インストール

    インストール

使い方

日本語化手順

  1. 本ソフトを起動するとコントロールパネル画面(メイン画面)が表示されます。
    左メニューから「Options」をクリックします。
    ※ コントロールパネル画面が表示されない場合、タスクトレイの icon アイコンをクリックするか、右クリックメニュー「Main Panel」から表示します。
    プロファイル

    プロファイル

  2. 「Options」画面が表示されます。
    「User Interface language(ユーザーインターフェース言語)」項目下の「English」プルダウンをクリックし、「日本語」をクリックすると日本語化されます。
    ※ 一部英語表記が残ります。
    通知

    通知


フィルタリングレベルを変更する

本ソフト起動時にタスクトレイicon アイコンが表示されます。
icon アイコンをダブルクリックするか、右クリックして「コントロールパネル」をクリックしてコントロールパネル画面を表示します。
設定

設定


左メニューから「プロファイル」をクリックすると、プロファイル画面が表示され、次のフィルタリングレベルから選択できます。
規則

規則


  • レベル - 高
    すべての受信、送信接続をブロック - コンピュータのすべての接続がブロックされます。
  • レベル - 中(推奨)
    規則に合致しないすべての外部への送信をブロック - 規則によって許可されたプログラムのみ送信が許可されます。
  • レベル - 低
    規則に合致しないプログラムの外部への送信を許可 - 規則によってブロックされたプログラムのみが遮断されます。
  • フィルタリングなし
    Windows ファイアウォールを無効にします - 他のファイアウォールを使用する場合以外は無効にしないことが推奨されます。
初期設定では「レベル - 低」が設定されています。
クリックして選択するだけで、すぐに設定が適用されます。

通知の設定

コントロールパネル画面の左メニューから「通知」をクリックして、通知を設定できます。
セキュリティ

セキュリティ


  • 中(推奨)
    ブロックされた外部への接続をすべて通知する - svchost.exe およびシステムによって試みられた接続は無視されます。

  • 有効なデジタル署名がされているプログラムのネットワークへのアクセスは自動的に許可され、未署名のプログラムによる接続のみが通知されます。
  • 無効
    通知を表示しない
初期設定では「無効」が設定されています。
クリックして選択するだけで、すぐに設定が適用されます。

規則(ルール)を作成する

タスクトレイの icon アイコンを右クリックして「規則の管理」をクリックするか、コントロールパネル画面左下の Windows ファイアウォールの規則管理 をクリックすると、通信を行っているプログラムとその規則が一覧で表示されます。
名前、グループ、プログラム、場所、有効、動作、方向、ローカルポート、リモートポート、リモートアドレス、プロトコル、サービスの項目が表示されます。
ツール

ツール



各項目をクリックし、画面右下の「設定」から次の設定ができます。
  • 許可
  • ブロック
  • 有効
  • 無効
  • 削除
  • プロパティ

また、画面右側の「新たな規則を作成」から次の規則作成/ブロックができます。
  • 参照して許可
  • クリックで許可
  • 参照してブロック
  • クリックでブロック
参照して許可、参照してブロックは、実行ファイルを選択して許可/ブロックを設定できます。
クリックで許可、クリックでブロックは、開いているウィンドウをクリックすると、そのプログラムに対して許可/ブロックを設定できます。

設定

次の項目を設定できます。
  • シェルへの統合
    実行ファイルのコンテキストメニューに Windows Firewall Control の通信の許可/ブロックの項目を追加します。
  • ユーザーのログオン時、自動的に起動
    Windows が起動時に Windows Firewall Control を起動します。
  • グローバルホットキー
    「コントロールパネル」、「規則の管理」へのホットキーを設定できます。
  • 外観
    インタフェースの色を赤色、緑色、青色のスライドバーを動かして変更できます。
  • ユーザー設定のインポート、エクスポートまたは復元
    設定内容のエクスポート(保存)、読み込み、または規定値にリセットできます。
Windows ファイアウォールの規則管理

Windows ファイアウォールの規則管理



更新履歴

機械翻訳で日本語にしています。
Version 6.12.0.0
(2024/10/17)
  • 新機能: 接続ログに「ループバックとマルチキャストをスキップ」チェックボックスを追加しました。これにより、結果リストからこれらの種類の接続が除外されます。
  • 修正: Windows 10/11 および Windows Server 2019/2022 の受信接続の場合、リモート アドレス/ポートが接続ログのローカル アドレス/ポートと切り替わります。
  • 修正: 高フィルタリング プロファイルに切り替える場合、このプロファイル用に作成された特別なルールを表示するには、ルール パネルを手動で更新する必要があります。

Version 6.11.0.0
(2024/04/22)
  • 修正: ブロックされた複数のプログラムを含む一時ルールを通知ダイアログから作成した後、通知ダイアログを閉じる必要があります。そうしないと、新しいルールはすべて一時的なものになります。
  • 修正: ルール パネルの検索機能に説明プロパティが含まれていません。
  • 改善: Windows ストア アプリの無効なルールを検出するアルゴリズムが更新され、誤検出を回避しました。
  • 改善: コードの特定の部分でエラー処理とログが強化されました。

Version 6.10.0.0
(2024/04/19)
  • 改善: ルールが無効な場合でもエクスポート機能が停止しないように修正されました。 無効なルールはスキップされ、その他のルールはエクスポートされます。
  • 修正: いずれかのルールの説明が null の場合、ルールのエクスポートが失敗します。
  • 修正: 通知例外リストの並べ替えが常に機能するとは限りません。

ユーザーレビュー

  • 5

    プログラムの許可とブロックでVirusTotalでセキュリティーチ…

    テング
    テング
    8
    Windows 11

    プログラムの許可とブロックでVirusTotalでセキュリティーチエックが出来るのがとても安心感があります。

    1人が参考になったと回答しています。
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  • コメント

    Ver.6.8.1.0 を試用したが・・・

    Gonbe
    Gonbe
    1,354
    Windows 10

    Ver.6.8.1.0 を試用したが・・・
    本ソフト導入後もネット利用できていたのだが、別に変な設定をした訳でもないのに、
    半日経過して気付いた時には、Wi-Fi の接続が切れて通信不能状態になっていました。
    最初、ネットワーク障害かと思いルーター等の電源リセットをしたが復旧しなかった。
    デバイスマネージャで見る限りでは、ネットワークアダプタの機能に異常はない模様。
    本ソフトに何らかの要因がある(変なビットがたったとか)だろうと判断しましたが、
    本ソフトをアンインストール・再インストールしても、通信不能状態のまま復旧せず。
    結局、システムの復元を実施して本ソフト導入前に戻したら通信機能が回復しました。

    3人が参考になったと回答しています。
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  • 5

    ウイルスバスタークラウドの支援用に活用

    パルプンテおじさん
    パルプンテおじさん
    93
    Windows 11

    ウイルスバスタークラウドの支援用に活用。

    ウイルスバスターは、ファイヤーウォールチューナーの機能がありますが、基本はウイルスバスターでブロックされるリンク先に許可を与えるだけの機能しか持ち合わせておらず、標準ファイヤーウォールの調整ができません!

    Windows Firewall Controlを導入して、その点の弱点が改善されました。
    各種調整が、解りやすく確認が取れ、処置が取りやすくなりました。

    ウイルスバスター以外で、標準ファイヤーウォールのみを使用するタイプのソフトに、このソフトはかなり有効な手段になると思われ、Windows標準では分かりづらいものも改善されます。

    注:上記タイプのセキュリティソフトでもWindows Firewall Controlが合わないこともあるので、そこは導入後様子を見てください。

    同タイプのセキュリティソフトを使用中の皆様も検討されては、いかがでしょうか?

    8人が参考になったと回答しています。
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