タブ形式で Word/Excel/PowerPoint ファイルを編集できるフリーのオフィススイート

ONLYOFFICE のアイコン

ONLYOFFICE

ダウンロード

バージョン
8.3.0
更新日
2025/02/06
対応 OS
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10/11, Mac OS X 10.11 以降, Linux, iOS, Android
言語
日本語
価格
無料
提供元

オフィスファイル(Word/Excel/PowerPoint)や TXT/PDF 形式のファイルを開くことができるフリーのオフィススイートです。
タブ形式で1つのウィンドウ内に複数ファイルを開くことができるのも特徴。
タブをドラッグして別ウィンドウで表示することも可能です。
オープンソースで開発されており、Windows/Linux/macOS で動作します。
ウェブサイトは日本語で表示されていますが、ソフトは日本語に対応していません(英語表記となります)。

※ ONLYOFFICE cloud(クラウドに保存する機能)は有料機能となります。

ONLYOFFICE の使い方

ダウンロード と インストール

  1. 提供元サイトのダウンロードページへアクセスし、「Windows 11 / 10 / 8.1 / 8 / 7 x64用」項目下の「EXE」ボタンまたは「MSI」ボタンをクリックしてダウンロードします。
    ※ Windows 32bit 版、XP/Vista 版、macOS 版、Linux 版はそれぞれのリンクをクリックしてダウンロードします。
  2. ダウンロードしたセットアップファイル(DesktopEditors_x64.exe または DesktopEditors_x64.msi)からインストールします。

使い方

基本的な使い方

  • 本ソフトを起動するとメイン画面が開き、「ONLYOFFICE」タブが表示されます。
    「ONLYOFFICE」タブ画面

    「ONLYOFFICE」タブ画面

  • 「ONLYOFFICE」タブ画面に開きたいファイルをドラッグ&ドロップすると、ファイルをタブ形式で開いて閲覧、編集できます。
  • 「ONLYOFFICE」タブ画面には「最近のファイル」に開いたファイルが一覧表示されます。
    「ONLYOFFICE」タブ - 最近のファイル

    「ONLYOFFICE」タブ - 最近のファイル

  • ONLYOFFICEにオフィスファイルを関連付けしておけば、Word / Excel / PowerPoint ファイルなどを本ソフトで開くことができるようになります。
  • 「ONLYOFFICE」タブ画面の左メニューの「新規作成」以下の項目をクリックすると、それぞれの新規ファイルを開くことができます。
    • ドキュメント
    • スプレッドシート
    • プレゼンテーション
    • フォームテンプレート(ドキュメント)

利用できるエディター

ONLYOFFICE では、次のエディターを利用できます。

ドキュメント
DOCUMENT DOCUMENT は Word 形式のドキュメントを閲覧、編集できます。
ドキュメント(Word ファイル)

ドキュメント(Word ファイル)


テキスト、HTML、PDF 形式も開くことができます。
ドキュメント(PDF ファイル)

ドキュメント(PDF ファイル)



スプレッドシート
SPREADSHEET SPREADSHEET は Excel 形式の表計算シートを閲覧、編集できます。
CSV 形式のファイルを開くこともできます。
スプレッドシート(Excel ファイル)

スプレッドシート(Excel ファイル)



プレゼンテーション
PRESENTATION PRESENTATION は PowerPoint 形式のプレゼンテーションファイルを閲覧、編集できます。
プレゼンテーション(PowerPoint ファイル)

プレゼンテーション(PowerPoint ファイル)



その他

ドキュメントのスペルチェックを無効にする
スペルチェックが有効になっていると、DOCUMENT でファイルを開いた際にほとんどの部分で赤色の下線が引かれてしまう場合があります。
次の手順でスペルチェックを無効にできます。
  1. DOCUMENT のファイルを開き、メニューバーから「ファイル」⇒「詳細設定」とクリックします。
  2. 「詳細設定」画面が開くので、「スペル チェック」のチェックボックスを外して画面下部の「適用する」ボタンをクリックします。
    「ファイル」⇒「詳細設定」からスペルチェックを無効に

    「ファイル」⇒「詳細設定」からスペルチェックを無効に

  3. スペルチェックが無効になり、赤色の下線が表示されなくなります。
    • スペルチェックを無効にする前
      スペルチェックを無効にする前

      スペルチェックを無効にする前

    • スペルチェックを無効にした後
      スペルチェックを無効にした後

      スペルチェックを無効にした後


別ウィンドウで表示する
デフォルトではオフィスファイルがタブ形式で表示されますが、独立したウィンドウで表示させることも可能です。
タブ形式でファイルを開いた後、タブをドラッグした後にドロップすると、別ウィンドウで開くことができます。
タブ部分をドラッグして別ウィンドウ表示

タブ部分をドラッグして別ウィンドウ表示



ユーザー名を変更する
本ソフトのユーザー名(本ソフトでファイルを開いたときに画面右上に表示される名前)を編集できます。
「ONLYOFFICE」タブ画面の左メニューの「設定」をクリックし、表示された「設定」画面の「ユーザーネイム」を編集すると、ユーザー名を編集できます。
「ONLYOFFICE」タブ - 設定

「ONLYOFFICE」タブ - 設定



ドキュメント情報を変更する
ファイルのプロパティに表示されるドキュメント情報を設定できます。
ここでは Word(.docx)ファイルにドキュメント情報を設定するものとします。
  1. Word(.docx)ファイルを開き、メニューバーから「ファイル」⇒「ファイル情報」とクリックします。
  2. 次のドキュメント情報を編集できます。
    • タイトル
    • 件名
    • コメント
    • 作成者
  3. 設定したら「適用する」ボタンをクリックした後、ファイルを保存すると、ドキュメント情報がファイルに設定されます。
※ スプレッドシートの場合はメニューバーから「ファイル」⇒「スプレッドシートの情報」、プレゼンテーションの場合はメニューバーから「ファイル」⇒「プレゼンテーションの情報」とクリックして設定します。
オフィスファイルのファイル情報(タイトル/件名/コメント/作成者)を設定

オフィスファイルのファイル情報(タイトル/件名/コメント/作成者)を設定



更新履歴

機械翻訳で日本語にしています。
Version 8.3.0
(2025/02/06)
  • 新機能
    • すべてのエディター
      • 図形に対する論理演算のサポートを追加 (結合、結合、断片化、交差、減算)
      • 画像の不透明度オプションを追加
      • 右パネルとコンテキスト メニューで画像の切り抜きをリセットする機能を追加
      • インターフェイス翻訳をアルバニア語 (sq-AL、アルバニア語 (アルバニア)) に追加
      • テキスト自動修正の例外リストに新しい言語を追加
      • エディターの再起動を必要とするブロック ダイアログを通知に置き換え
      • 接続ステータス通知をステータス バーからエディターの上部に移動
      • RTL インターフェイス オプションは設定で非表示になり、リストから対応する言語を選択すると自動的に適用されます
      • タブと別のウィンドウ (Windows、Linux) のドキュメントのコンテキスト メニューを追加
    • ドキュメント エディター
      • コンテンツ コントロールのコンテンツがカスタム xml の要素にバインドされている場合、customXml と dataBinding のサポートを実装
      • 保護されたドキュメントを編集する場合、選択した部分で使用できるツールがアクティブになります
      • 段落のメイン方向を変更する機能を追加
      • HWP とエディターで開くための HWPX 形式
      • Pages (.pages) ファイル形式を開くためのサポートを追加
      • 文字単位でドキュメントを比較および結合するための設定を追加
      • エディター自体のコンテキストで複雑なフィールド命令を編集する機能を実装
    • スプレッドシート エディター
      • Numbers (.numbers) ファイル形式を開くためのサポートを追加
      • ピボット テーブルの計算項目のサポートを追加
      • 関数ウィザードと引数の説明の外観を更新
      • セルを自動入力するときに曜日/月/年のオプションを追加
      • 詳細設定で、新しいシートを作成するときに既定のシート方向オプションを追加
      • 外部リンク ウィンドウで、外部リンクを自動的に更新するオプションを追加
      • CSV ファイルを開くときに区切り文字を自動的に検出する機能を追加
      • 共同編集時に基本的な操作を元に戻す機能を追加
      • 詳細設定に水平/垂直スクロール バーを表示するオプションを追加
    • プレゼンテーション エディター
      • Keynote (.key) ファイル形式を開くためのサポートを追加
      • テーマ、色、スライド サイズ ツールがホーム パネルから新しいデザイン タブ
      • スライド マスター モードのスライド コンテキスト メニューにマスター/レイアウトの名前変更オプションを追加
      • スライドショー モードでカーソルの種類を切り替えるためのハンド/選択ボタンを追加
      • クイック アクセス ツールバーにスライドショーを最初から開始ボタンを追加
      • スライドショー/プレゼンター ビュー モードでスライドに描画する機能を追加
    • フォーム
      • 固定テキスト フィールドの既定のサイズを大きくしました
      • 高さの小さい複数行テキスト フィールドの上部インデントを計算するロジックを変更
    • PDF エディター
      • スタンプ注釈のサポートを追加
      • 図形を使用して切り取られた画像の処理を改善
      • グラデーションのサポートを追加
      • テキスト認識を改善
      • 共同編集モードで操作を元に戻す機能を追加
      • グループ操作で Ctrl/Shift を使用してサムネイル パネルで複数のページを選択できるようにしました
      • ハイライト/取り消し線/下線注釈に不透明度オプションを追加
      • 色の変更、コメントの追加、ハイライト/取り消し線/下線注釈の削除を行うクイック パネルを追加

Version 8.2.2
(2024/11/29)
  • 修正
    • すべてのエディター
      • DOCX または PPTX ドキュメントを開いたときに一部のチャート タイプが表示される問題を修正
      • ズームが 200% を超える場合に右パネルのボタンが使用できなくなる問題を修正
      • Apple Silicone アーキテクチャの macOS Big Sur でのアプリケーションの起動を修正
      • クラウド ポータルから開いたドキュメントのタブを別のウィンドウに切り離すときにエディターがクラッシュする問題を修正
      • ポータル DocSpace/Workspace で新しいバージョンが作成された場合に、バージョン履歴から現在のドキュメントに戻ったりファイルを表示したりする機能を修正
    • ドキュメントエディター
      • ヘッダーのテキスト ボックスでページ番号が含まれている場合にエディターの動作が停止する問題を修正
      • ドキュメントが表示領域を拡張している場合にドキュメントのスクロールが遅くなる問題を修正
      • 一部の DOCX ドキュメントを比較する場合にエディターの動作が停止する問題を修正
      • 両端揃えの段落をクリックした場合のテキスト選択を修正
    • スプレッドシートエディター
      • 一部の XLSX ファイルでセルから数式を削除するとエディターの動作が停止する問題を修正
      • 一部の XLSX ファイルを開くと数式が消える問題を修正
      • Shift キーを押しながらマウス ホイールを使用してシートを水平方向にスクロールする機能を修正
      • シート上のすべてのセルを結合するとエディターの動作が停止する問題を修正
      • シートの右から左のモードで回転するとグラフィック オブジェクトのレンダリングが失われる問題を修正
      • 水平または垂直にスクロールするとスライサーの複数選択/フィルターのクリア ボタンが表示されない問題を修正
    • PDF エディター
      • 数式に行列を追加するとエディターの動作が停止する問題を修正
      • 共同編集中にユーザーの 1 人が追加した画像が一時的に表示されない問題を修正
      • XPS/OXPS/PDF ファイルを開くときに選択ツール モードで段落/列が誤って選択される問題を修正
    • フォーム
      • DocSpace のフォームに入力中に「完了して送信」をすばやくクリックすると、未保存の変更が存在する状態になる問題を修正しました。

Version 8.2.1
(2024/11/14)
  • 修正
    • すべてのエディター
      • 線形方程式からプロフェッショナル方程式に切り替えるときに余分な引数が表示される問題を修正しました
      • Altキーとキーボードの矢印キーを使用するときにテキストを移動するのではなく、メニューを介してナビゲーションする問題を修正しました。
      • チャートを含む一部のドキュメントを開いたときに、他のエディターと比較してラベルの外観が一貫していない問題を修正しました。
      • ドキュメントに画像TIFを追加する機能を修正しましたTIFF
      • 保存されていないテンプレートの「ファイルの場所を開く」オプションを選択したときに、間違ったディレクトリに切り替わる問題を修正しました。
      • アプリケーションが DocSpace に接続されている場合にドキュメントを画像にエクスポートする際の誤った形式を修正しました。
      • 以前に画像にエクスポートされたドキュメントをポータルから繰り返しエクスポートすると、誤った形式になる問題を修正しました。
      • 64 ビット システム (Windows) でのEXE/ x86 パッケージの並列インストールに関する問題を修正しました。MSI
      • アプリケーションをRTLインターフェースに切り替える問題を修正
      • アプリケーションのインストール時に英語 (米国) ではなく英語 (英国) のローカライズが使用されていた問題を修正しました (macOS Intel チップ)
      • アプリケーションテーマをシステムテーマに繰り返し切り替える問題を修正 (macOS)
      • ダークドキュメントモードでの数式の表示の不一致を修正しました (macOS)
      • ローカル テンプレート セクションのスクロール バー スタイルと選択したアプリケーション テーマ間の不一致を修正しました。
      • Windows XP のドキュメント情報ページのスタイルの不一致を修正しました。
    • …(省略)

フィードバック


※ 本ソフトは まずまず 様 のご推薦により掲載させていただきました。(掲載日:2021年01月08日)

ユーザーレビュー

  • 4

    見た目、使いごごちなど、マイクロソフトオフィスに大変近く

    yujimaru
    yujimaru
    2
    Windows 10

    見た目、使いごごちなど、マイクロソフトオフィスに大変近く
    違和感なくつかえる。
    新しいバージョンは日本語表記になりました。

    5人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?
  • 4

    LibreOffice24.2から変えて、OnlyOfficeのU…

    のっぽ
    のっぽ
    84
    Windows 11

    LibreOffice24.2から変えて、OnlyOfficeのUIのデザインが気に入って使いました。
    ところで、スプレッドシートにて必要なシートだけをPDFにエクスポート(印刷)しようとしたら、どうやってもすべてのシートをPDF印刷してしまって弱ってしまった。
    設定指定が間違っているのか判明できなかったので、またLibreOffice24.2に戻した。

    この問題を回避する(=シート個別にPDF印刷)方法を知りたいです。

    2人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?
  • 4

    ここに来て2台のパソコンが起動しなくなり、XP の古いパソコンを引…

    masami_lumber
    masami_lumber
    1
    Windows XP

    ここに来て2台のパソコンが起動しなくなり、XP の古いパソコンを引っ張り出してきました。

    XPで使える office ソフトを探したところ、今回のアップデートで修正は必要ですが、罫線の線種とセルの統一フォントサイズを気にしなければ充分使える基準に達していると感じています。

    印刷で追加することなく仮想プリンターのPDFに出力できるのも嬉しいです。

    5人が参考になったと回答しています。
    このレビューは参考になりましたか?