試用済みの仮想マシンソフトの中では、使い勝手の良さがダントツに良いソフトです。
個人的に、何が良いかと言いますと、
1. ファイルのホスト←→仮想マシンへの転送が楽(VMware tools使用時)
2. サスペンドモードの実行の気軽さ
ですね。
仮想マシンを操る際、何がめんどくさいって、ホストから仮想マシンへのファイル転送が一番だと思うのです。
ファイルを入手したのはいいが、仮想マシンに転送するのが、とにかくめんどい!
やれISOやら仮想フロッピーイメージに変換しろだの、共有フォルダを作れだの…。
その点このソフトは、VMware toolsさえインストールできれば、何も考えず、D&Dであっさり転送できるのが、何より嬉しいです。
そして、たださえ時間のかかるOSインストール時に、俄然クローズアップされるのが、2の利点です。
OSインストールや、時間のかかる処理をしている最中に、どうしてもPCの電源を落としたい!と言う時、これが威力を発揮します。
私が使っている限りにおいては、今のところ問題はないです。
が、一つだけ気になるのが、1の利点の、ホスト←→仮想マシンへのD&Dによるファイル転送の可不可の成立条件が、非常に不安定に感じる点です。
インストール状況やネットワーク設定に左右されるように思うのですが、私の環境においてはまだ、明確な原因の切り分けができていません。
この点を差っ引いて、私の総合評価は「4」とさせて頂きます。