このソフトは、RAMディスクのメリットばかり強調した公式の漫画だけをみて導入すると痛い目に遭います。でも、ちゃんと調教すれば基本的に無料で使えるRAMディスクユーティリティとしてはいい働きをしてくれます。
まず致命的なバグ?として、C\ユーザー\パブリックに作られるlogテキストにものすごい勢いで書き込みが行われます。一旦ユーティリティを終了させ、プログラムファイルフォルダにあるBRDUtilTray.iniとBRDUtil.iniをメモ帳で開き、設定値をLevel=0に書き換えます。これでlogの肥大化が止まります。
バックアップファイルはCドライブ直下に、BFRD_000.datという隠しファイルとして保存されます。1ファイルは最大512MBで、RAMの割り当て容量がそれを超えるとBFRD_001.datといったふうに追加されます。
保存場所は選べないようですので、Cの空き容量には気をつけましょう。
IEのキャッシュはHDD断片化の権化ですから、これをまとめて保存できるのはいいと思います。Chromeのキャッシュには対応してませんが、Chromeのショートカットに起動オプションを加えることでキャッシュの設置は可能です。
それとかんたん設定は使わず、必ず詳細設定で機能を理解した上でRAMディスクを利用しましょう。